就職について
Job

ディレクター／副店長

安藤 利晃さん 2009年卒

美容師という仕事は
お客様の人生に寄り添い、共に歩んでいける

雑誌の撮影やショーもいいけど、やはりサロンワークが一番です

KANBI時代は、平日は大体遅くまで残って練習、土日はバイトをしてウイッグ代を稼ぐという毎日でした。いろいろなコンテストにも挑戦しましたが、一週間の中にそれぞれ異なる課題のコンテストが3つ重なったときは人生で一番忙しかったかもしれません（笑）。
印象深いといえば、ロンドンのサスーンへの校費留学生に選ばれたこと。現地では一人前の美容師として扱われ、午前中に講習を受けた後、その午後にはもうサスーンのサロンに立っていました。習ったことを即実践で毎日ドキドキでしたが、お客様に気に入ってもらってチップをいただいたこともありました。

雑誌の撮影やショーなど美容師の仕事にもいろいろありますが、僕はサロンワークが好きで、お客様をいかにハッピーにして感動を届けるか、そこに全熱量を注いでいます。美容師になって1年目の頃、渋谷で声をかけて来てもらったカットモデルさんがいるんですけど、かれこれ9年ぐらいのお付き合いになります。その間、結婚式の前日や出産前にもカットさせていただいたんですが、美容師はお客様の人生と共に歩んでいける――そこが何より素晴らしい仕事だと思いますね。